Tipiテントについて

サイドに立ち上がりがない円すい形のテントをティピテントと言います。ベルテント(サイドに立ち上がりがあるテント)よりもキャノピーの角度が急な分、風や雨、雪などの耐性が上がります。
元はネイティブアメリカンやカナダの先住民などが住居などに使用していました。
動物の皮で作った重い幕やそれを支えるための支柱も数十本と組み合わせて立てられ、冬は暖かく、夏は涼しく、雨風をしのげ、バラして運ぶ事もできるテントは遊牧民の生活には欠かせないものでした。
現在のベルテントの原型となっているものはネイティブアメリカンのTipiに拘らず、*Lavvuや *Chumなど何千年もの間, 各地の気候や環境に合わせて進化してきました。
そしてそのネイティブたちの知恵と産業技術を合わせて生まれたのが、現在のテントです。
CanvasCampのTipiテントの特徴
CanvasCampのTipiテントの特徴
・シングルポールで楽々設営
・巻き上げて換気も可能
・取り外し可能な厚手のグラウンドシート付き
・より頑丈に設置できるガイロープで安心・安定
・調節可能な上部の空気孔、煙突を出したり、空気の入れ替えにも
コットン100%なので結露することなく快適にお使いいただけます!!
*Lavvu / Goahti
Tipiと似た円すい形のデザインですが、スカンジナビアの強風と樹木のない平原で安定した状態を保つために、より小さく重心の低いテントが使用されていました。材質もピートモスや小枝などが使われたりもしました。
*Chum / Yurt
西シベリアからモンゴル北部の遊牧民族が使用するテントは総称してChumと呼ばれています。Tipiよりも平べったいテントはLavvu似ていますが、大きさが時には10mにもなるそうです。